老害客の対応には、柳原可奈子のショップ店員を降臨させる。

2018.03.13 Tuesday

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    私はふだん、パソコンに向かってポチポチとやるのが仕事ですが、たまに友人知人のハンドクラフトの売り子を手伝ったり、ボランティアに参加して説明係をしています。

    大抵のお客様は熱心に耳を傾けてくださるのですが、一部のご老人たちの中には、困った人たちもいて…

    ・もっと安くなんないのぉ?
    ・こんなの、私も作ったことあるわよ。
    ・私が私が私が…俺が俺が俺が…

    とにかく話が長い。そして何度も繰り返す。買わない。いや、買わないのはいいんですよ別に。説明を聞かないのもしょうがない。その人に響かないだけですから。

    でも、「そういう人は客という立場を利用して、ただ自分の話を聞いてほしいだけ」なんですね。

    しかし、昨今はネット社会ですから、下手に言い返すとどんな報復があるかわからない世の中です。

    これまでは仕方なく聞いていたのですが、ある日、解決策を思いつきました。

    芸人・柳原可奈子さんの店員キャラを頭の中に降臨させて
    「え〜、そうなんですかぁ」
    「すごぉい〜(*゚∇゚)//"" パチパチ」

    こんな調子で、ある程度話を聞いてから新しい客を見つけて「いらっしゃいませ〜♪」とその場を離れる。
    客がいなければ「すみませぇん、ちょっと…」とその場を離れる。

    頭の中はさながらショップ店員。気になっちゃう感じですかぁ?
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    相槌も、ちょっとくらいの強調ならばいまのところまったく気がつかれません。なにせ彼らは「ただ自分の話を聞いてほしいだけ」ですから。ある程度、自分の話をきかせたら満足なのです。

    老害客は自己承認欲求が満たされ、聞き役は相手を頭の中で笑いにすることでストレスを軽減できる。誰も損しない、ウィンウィンな解決法です。って、あれ?毒ある?

    まあ人生、多少の毒は必要ですよ…。

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